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~目次~
- 日の出を見たいが見られない
- そして朝食は昨日の戦いのリベンジ
- シーサイド篠島をチェックアウトし観光
- 篠島迷路に突入
- 第一目的地「神明神社」に到着
- 第二目的地「水上天宮(篠島城跡)」に到着
- 第三の目的地「萬蔵」に到着??
- 第四の目的地「神宮干鯛調製所」に到着!!
- そして旅程をすべて終え帰宅!!
2023年3月13日より愛知県南知多町の「篠島」に行ってきました!
前編では篠島を歩いて一周したり、暗くなる恐怖と戦いながら日本の夕日百景を見たり、宿泊したお宿が貸し切りだったりといろいろなことがありました。
1日目はほとんど観光らしいことをしていませんでしたので、2日目に篠島の史跡を回ります。
ただ、篠島は1週8キロほどしかない小さな島なので、史跡も観光地も少ないです。
このコンパクトさは短期間旅行者にはありがたいんですけどね。
それでは篠島旅行2日目の紹介をさせていただきます!
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日の出を見たいが見られない
2日目は日の出を見ようと思いAM5時30分に起床。
部屋の窓の位置がほぼ東向きのため、部屋から日の出を見ようという算段です。
しかも、本日はほぼ雲のない晴天!
これはいける!と思ったのですが…
よく見ると日が昇る場所だけ雲があるじゃないですか…
なんか日が昇るところだけモザイクをかけたような雲の帯が…
そのため、堤防からなら見えるのではないかと考え、寒い中外へ。
しかし、部屋から見られないものが堤防から見えるはずがないですよね(笑)
きっとまだ寝ぼけていたんだと思います…
結局、堤防からも部屋からも日の出を見ることはできず、モザイクを越えてきた太陽を部屋から眺めていました。
そして朝食は昨日の戦いのリベンジ
日の出が見られなかった後は、いつも通りはてなブログの確認や返信、みなさんの記事を読んで過ごしました。
そして気づけばもうAM8時…
朝食の時間です。
さすがに朝食は昨日の夕食と違い量は少ないだろうと思い朝食会場に向かうと…
出ました!
茶碗8杯分のおひつ!
朝食も相当な量です。
朝食も昨日の夕食と同じくお肉はなしのお魚オンリーです。
朝食で出たのは
- しらすと大根おろし
- アナゴの干物
- もずくのお味噌汁
- 篠島産味付け海苔
- 生卵
- 漬物類
朝食で出たアナゴの干物がめちゃうまなんですよね!
篠島で食べたものの中で一番おいしかったです。
次点は昨日食べた「喫茶仁の釜揚げしらす丼」ですかね。
このアナゴの干物が白米と合うんです。
昨日は白米を茶碗4杯程度残してしまい、申し訳ない気分になってしまいました…
そのため、朝食はリベンジしてすべて平らげようと頑張ろうと思いましたが…
余裕でした(笑)
朝は茶碗8杯分食べてもまだもう少し食べられるくらいで試合終了です。
まだまだかえるは大食漢のままのようです。
実はこの後、コンソメポテトチップスも食べコーラも飲んでいます。
宿泊していたお宿「シーサイド篠島」での食事は1勝1敗。
2日目は調子がよく完勝(完食)させていただきました。
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シーサイド篠島をチェックアウトし観光
朝食後まったりと過ごしチェックアウト時間のAM10時に。
お宿貸し切りだったシーサイド篠島ですが、これだけ料理がおいしく量もあるのに1泊2日で「9,350円(税込み)」!!
貸し切りが申し訳なく思った理由の1つがこの宿泊料金です。
朝・夕食付でこの値段ですからね…
私しかいないにもかかわらず、接客をしてくれたおかみさんご夫婦には感謝です。
シーサイド篠島の建物は古さを感じるものの清潔に保たれており、廊下のフローリングなんてワックスでピッカピカです。
なんかおかみさんご夫婦の愛情がお宿に表れているようでした。
あと、家族経営でほのぼのとしているのもよかったですね。
娘さんの子ども(お孫さん)を預かられているとのことで、お孫さんもお出迎え・お見送りをしてくれました。
まだ、1歳4ヶ月の女の子でかわいい盛りです。
こちらが笑うと笑い返してくれる人見知りをしない子でした。
部屋にいるときもお孫さんの声もしましたが、嫌と思うどころか実家にいるような感覚で、お孫さんの声が聞こえると逆に心地いいんですよね。
ゆったりとした時間にどっぷりとはまっていたんでしょう。
そんなこんなで思い出に残るお宿「シーサイド篠島」を後にします。
篠島迷路に突入
篠島は埋め立て地域以外起伏が激しく、車の通れない道が多くあります。
そのため、旧市街地は迷路のようになっており、迷子になってしまうほどの構造をしています。
この「篠島迷路(かえるが勝手に命名)」を1日目に気に入ってしまったので、2日目も篠島迷路に突入しました。
もうすでに足は痛いんですが、それでもついつい行ってしまうほど魅了されてしまいました。
場所によっては原付すら通り抜けるのが怖い幅の道や急坂、クランクなどもあり冒険しているような感覚がたまりません。
そして、場所にもよるのですが、まるで映画のセットのような小道や坂を下ると海が見える小道などもあります。
こんな小道を歩いていたら楽しいに決まっていますよね。
そのため、前日に4時間弱歩いたにも関わらず、2日目も篠島迷路を1時間ほど散策することに…
足はついにひざが痛くなってきました。
でも、この後ももまだまだ歩きます。
…結局2日間で6時間くらい歩き通しました。
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第一目的地「神明神社」に到着
シーサイド篠島から「神明神社」までは徒歩10分くらいの距離ですが、篠島迷路を堪能していたため到着に1時間ほどかかりました。
神明神社の歴史は古く斎王倭姫命が尾張中島宮から海路渥美宮に渡航の途中に篠島に立ち寄り、神明神社の地を御神界と定め荒御魂をお祀りしたそうです。
そして、宝亀2年(771年)には、伊勢神宮より土之宮三座を勧請し伊勢土之宮と称するようになりました。
神明神社からは貝塚も発見されており、この貝塚からは縄文土器が発掘されています。篠島は昔から人が住み生活をしていた場所なんですね。
また新年3日には神様が神明神社にお渡りになるそうです。
このお渡りは絶対に見てはならないものとされ、篠島の島民はすべて家に引きこもり雨戸も閉めて灯りも落とすそうです。
この風習が続いているかはわかりませんが、神様とも密接につながっている地域だなと感じます。
第二目的地「水上天宮(篠島城跡)」に到着
神明神社を後にし、次なる目的地「水上天宮(篠島城跡)」へ。
神明神社から水上天宮までは徒歩10分くらいの場所にありますが、途中の上りがきつく15分程度かかってしまいました。
もうひざが痛くて…
水上天宮は篠島を一望できるような丘の上にあります。(実際は木々に覆われ見渡せない)
水神天宮を祀った一帯が城山で室賀氏の城跡になっています。
島に漂着された義良親王はこの城を御座所としたそうです。
この内容は篠島公式ホームページに記載されていましたが、これ以外に水上天宮に関する記述は見つかりませんでした。
現地はやや放置されている感があり、少しずつ忘れられていくような場所なのでしょうか…
しかし、ここは他の場所と違い何かを感じるような場所なんですよね。
空気が張り詰めているというか…
かえるはそういうのには疎いのですが、水上天宮はあまり撮影しちゃいけないのかなと思わせる雰囲気があります。
特に中心部にある小さな3連の社については、撮影しないほうが良いのではないかと直感的に思い、正面からの撮影はせずに立ち去りました。
帰宅後に水上天宮の動画を見返しましたが、かえるは明らかに社を映さないように動画を撮影していました。
こういう感覚も大切にしていこうと思います。
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第三の目的地「萬蔵」に到着??
水上天宮に行き正午ごろになったため、次の目的地、寿司どころ「萬蔵」に向かいました。
しかし、萬蔵には入店しませんでした。
その理由はただ1つ。
おなかが減らないからです(笑)
シーサイド篠島の朝食に勝利し、調子に乗ったかえるはポテトチップスとコーラも飲んでしまいました。
そのせいでおなかが減らないんです…
まだ食べられると思ったのがよくありませんでした。
そのため、萬蔵には入店せずしばらく近くの海でたそがれていました…
そのときに動画を撮影しているのですが、まるで固定したかのごとく動かない動画が取れていました。
手で携帯を持って固まっていたんですね(笑)
たそがれててもしかたないので、次の目的地に向かいます。
第四の目的地「神宮干鯛調製所」に到着!!
篠島の有名なものとして挙げられるのが「おんべ鯛」です。
おんべ鯛とはおんべ鯛奉納祭に使用される鯛で、塩漬けにされた鯛のことを言います。
このおんべ鯛を作る場所がこの「神宮干鯛調製所」なのです。
おんべ鯛奉納祭は1,000年以上続く祭礼とされ、毎年決まった数のおんべ鯛を伊勢神宮に奉納します。
篠島は1,000年近く前「志摩国答志郡篠島」と呼ばれていました。
篠島は尾張南端、東三河西端からかなり近いのにもかかわらず、三重県の扱いになっているほど伊勢神宮とは密接なかかわりのあったことがわかります。
また、神宮干鯛調製所があるのは中手島という地名です。
これはもともと篠島とは離れていた中手島という孤島にあったのが理由です。
しかし現在は篠島を埋め立てて中手島と陸続きになっています。
埋め立てて陸続きになっているものの、中手島自体は伊勢神宮の社領なのだそうです。
神宮干鯛調製所への門扉は解放されており、誰でも神宮干鯛調製所を見られます。
私も神宮干鯛調製所を見てきました。
山頂には立派な社と小屋があり、小屋で鯛を加工しているそうです。
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そして旅程をすべて終え帰宅!!
船の時間も都合もあり、神宮干鯛調製所で旅程は終了です。
神宮干鯛調製所から船着き場は近く徒歩3分程度です。
帰りはPM1時5分発の河和港行き高速船に乗船し帰宅しました。
篠島発の高速船には私を含めて5人しか乗船しておりません…
本当に篠島は観光客が少ないですね…
帰りに寄港した日間賀島ではかなりの人数が乗船してきましたので、ほとんどの人が日間賀島へ観光に行ってしまいっているようです。
定員は125名の高速船に乗船しましたが、日間賀島西港を出港するときには半分くらい座席は埋まっていました。
ということは、60人ほどは日間賀島観光なんでしょうね。
これにはなんかちょっと複雑な気持ちになってしまいました。
確かに日間賀島は観光に力を入れていわゆる「映えスポット」も用意されています。
しかし、一方篠島は観光資源こそあるものの島自体小さいのと、明らかに観光に割く「お金」がないのがわかります。
この差を目の当たりにすると複雑な感情が湧いてしまいますね。
喫茶仁の娘さんがいろいろと観光名所の話をしてくれたり、宿泊者がかえる一人なのに接客を丁寧にしてくれたおかみさんのこととか考えたりしてしまうと…ね。
でもこれが現実なんですね。
篠島旅行は思い出に残る非常によい旅となりましたが、それと同時に観光業のことを考えさせられる旅にもなりました。
これからもザ・観光地にも行きますし、マニアックな観光地にも行きます。
それぞれの良し悪しを楽しみつつ、旅を続けていきたいと思っています。
次回は2023年4月の金沢旅行!
さて、どんな旅になるのかな??
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