かえるの雑記~好きなことつぶやくブログ~

かえるがwebライターになりました。次の目標は旅ライター!!

愛知県の佐久島に旅行して夏休みを満喫してきました!

佐久島から見る三河湾

※こちらは佐久島から見る夕やけです。

こんばんは。
かえるです。

8月20日~21日に愛知県にある佐久島に旅行してきましたが、予想よりもいい思い出となりました。数回前のブログで夏休みを体験したい!とか言っていましたが、体験できちゃいました…

 

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愛知県の佐久島は正直、限界集落にみえる

佐久島の空き家

2020年4月1日現在、佐久島の人口は196名であり、そのうち65歳以上が108名です。

社会的な共同維持作業ができなくなるのは、人口比率の50%が65歳以上だといわれています。これを限界集落というんですね。

つまり、佐久島は限界集落にみえるではなく、実際に該当しているわけです。写真のように崩壊した家屋が多数みられるのも、その証かなと思います。

そのため、コンビニやドラッグストア、スーパーなどはなく、個人商店の店が1件あるだけです。

旅行中に八百屋も魚屋もみませんでしたが、でもそれがいいんですよね。

いや~心の奥底からボーっできるとはこのことか

民宿ゆきやからは三河湾が一望できる

1泊2日で旅行したため、佐久島の「民宿 ゆきや」に泊まりました。

本当に昔懐かしい民宿であり、一部客室はトイレ共用、お風呂は共用です。そして、お宿の1階は食堂を営んでいます。

宿泊した部屋も至ってシンプルで、和室8畳。

備品も最低限で、テレビ・エアコン・机・座布団くらいでしょうか。断捨離を徹底的におこなった部屋という感じです。

民宿ゆきやの窓から空を見る

1日目は涼しく部屋の窓全開で過ごしておりました。

アブラゼミの鳴き声と波の音が聞こえる室内、そしてたまに強く吹く風の音。

普段の生活でセミの声や風の音を、ボーっと聞くことなんてありませんよね。

あと、ボーっとできる場自体、自宅にはないのではないかということに気付きました。

自宅には植物や本、ソファーなど多くの物であふれています。それらは色とりどりであり、存在しているだけで視覚的に負担となっていたようです。視界に入る情報量が多いほどストレスがかかっているのではないか、そんな気がして仕方ありません。

何もない室内でただひたすら佐久島の空を見て、セミの声と波の音を聞く。

いや~本当に最高ですね。

なお、わかる人に向けての話ですが、民宿ゆきやは「ぼくのなつやすみ2」に出てくる「茜ハウス」に似ているような気がします。私が宿泊したのは「谷口」の部屋でした(笑)

 

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民宿ゆきやの人には本当に感謝です

民宿ゆきやの外観

宿泊した民宿ゆきやのチェックインは15時、チェックアウトは10時です。

私は12時に佐久島に到着する船に乗ったため、チェックインまでは3時間ほど残っています。ある程度、涼しい日だったのですがバックパックを背負って3時間も潰すのは結構厳しいものがありました。

どこかに行こうとしてもゆっくりと3時間も過ごせる場所がないんですよね…そこで民宿ゆきやの女将さんに「荷物だけ預かってくれませんか?」と聞いたところ、「もう準備できてるから部屋にどうぞ」と言ってもらえました。

また、話は帰りに飛びますが、仕事の都合上、12時30分発の船に乗りたいと考えていました。しかし、チェックアウトは10時…

2日目は、まさに猛暑で2時間30分の時間を潰すのはかなり厳しい…

そこでまた、民宿ゆきやの女将さんに「佐久島内でクーラーがあって3時間近く時間潰せる場所がないですか?」と聞いたところ、「ない。ない(笑)」との返答。

そうですよね…と思った瞬間、「なら部屋を12時まで使えばいいじゃない」と言ってくれました。

普通のホテルならアーリーチェックインとレイトチェックアウトで、高額な宿泊費となるところです。しかし、本当に民宿ゆきやの人々は優しい。

甘えてばかりでは男が廃るということで…

民宿ゆきやの人のご厚意に甘えてばかりではいけないので、佐久島の郵便居で封筒を購入し1,000円札を忍ばせておきました。

こいうのっていくら払えばいいのかわからないので、1,000円でいいのかな…と不安になっていましたが…

民宿ゆきやの女将さんに、部屋を長く使わせてもらったお礼ですと封筒を差し出しただけで「いいの?本当に?ありがとう!」といってもらえたので一安心です。

その後、「〇〇さんから部屋のお礼に1,000円もらっちゃった!何を買おうか?」っていう会話が食堂から聞こえてたので、渡して良かったなと思っています。

しかし、普通に考えれば金額を見て、あぁ1,000円かと思うものですよね。しかし、民宿ゆきやの女将さんは、そもそも金額確認する前にお礼ですと渡した瞬間すごく嬉しそうにされていました。

こういう人ってとてもいいですよね。お金よりもまず気持ちを受け取ってくれるんですから。

そういえば、佐久島では多くの人と会話しましたが、みなさん優しかったですね。さすが漁師町というところでしかめっ面の人が多かった印象ですが、みなさん話しかけると気さくに応じてくれますし。

 

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佐久島は思い出になる旅行となりました

佐久島の新谷海岸から見る日の出

そんなこんなで、佐久島は民宿の心地よさ、地元の人との会話が心に残る場所となりました。

観光はまた旅ブログのほうでアップしますが、人とのコミュニケーションが強く思い出に残ったので雑記ブログでは観光の紹介はしません(笑)

まぁ、日の出の景色が素晴らしかったくらいで、観光地らしい観光地はなかったですし…一応、日の出の写真だけ載せておきます。

でも、人とのコミュニケーションが一番の記憶に残る旅というのは、生まれて初めてかもしれません。だいたいは、観光地や宿のランクを目的に旅しますからね。

きっと長年記憶に残るのは、地元と人とコミュニケーションした旅行なんだろうな。

結局、夏休みを満喫するような形となり、前回アップした記事が台無しとなりました(笑)

 

以上でございます。

ブログを最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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